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Lyrics

「口から花咲く」

不自然なくらいの熱にやられ どうも視えない

ふとしたことで気付いて少し驚いてしまった

 

さようなら、と春を取り込んでいた

すり減らした肩に もの ぶつかる

許せない 許せない

 

口から花咲く

変わり出した気管支が薔薇

泡で塞がったんだ

そのくらいでいいならば

洗剤はいらないなあ

 

ある朝引いた 流行の熱を その目輝く

不自然なくらいに楽しいな 少しは報われたな

 

探したんだ、と引き攣る顔で何を

あの日の大切な場所を君は知らずに傷つける

 

笑うけど未完成で

不意に何か手放すから口から花咲く

そして毎日溺れる、と下らないけど覚えていて

 

冷たい指が離れない そんなこと聞いちゃいないさ

彼らは口から花を咲かせて、笑う。

 

収録:

「春 EP.」

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